発売日 2019年03月16日(土)

数学の傑作を味わう
驚異の23のエッセンス

著者名:エドワード・シェイナーマン(著者) 水谷淳(訳)

¥2,200(税別)

ISBN:
978-4-7973-9928-8
サイズ:
A5
ページ数:
280
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・エドワード・シェイナーマン

訳・水谷淳

エドワード・シェネマン

アメリカのジョンズ・ホプキンス大学応用数学・統計学科教授。専門は、離散数学・グラフ理論・組み合わせ論。
著書に、"C++ for Mathematicians", "Mathematical Notation"などかある。
https://www.ams.jhu.edu/ers/books/math-lovers-companion/ を参照。

  • 数学好きのための数学に関する美しい物語が集められています

    5.0
    いちご農家

     私は学生時代から数学が大好きで今なお数学を趣味として楽しんでいます。そんな数学好きのものから見ると本書はとても読み応えがある面白いエッセイ集と言えます。数学で最も美しいといわれるオイラーの公式へと結びついていく円周率のπ、虚数単位のi、自然対数のeについての連続した章はとても興味深く読めました。そしてこの自然対数のeが複利計算の極限で登場すること、撹乱順列(数字の並びが完全にもとと同じ場所になる要素がない順列)の極限でも登場することなどに大変興味を持ちました。それ以外にも数学好きにはたまらない素数・フィボナッチの数列・黄金比などなど数学に関する美しい物語が集められていました。 内容的には高校理系数学の理解があれば十分に理解できる内容ですが、逆に高校理系数学が十分に理解されていないと本書の面白さを味わうことは難しいかもしれません。小さめの文字で文字中心で書かれた本書ですが、久しぶりにじっくりと味わえた数学の一般書でした。数学好きの高校生・大学生・社会人にお勧めの1冊と言えます。

  • 5.0
    きゅうきゅう

     長年マーケティングやソリューション開発に取り組んできましたが、出自が文系なので、理論が基本。しかし最近はAIやディープラーニングなどデータドリブンが主役。そうなると数学が分からなければ、真実にたどり着けません。上司も大学時代に数学で挫折した人間。その彼が今、一生懸命に数学やプログラミングに励んでいます。そして会議で披露したのが「数学こそが美だ」まさにこの本に書かれていることをその場の部下に聞かせたのです。ただ我々に必要なのは偏微分なのですが、本書には書かれておりません。しかし偏微分はなくても数学がいかにクリエイティビティが重要で、かつ美しく真実を探求し、結果を出すものかが分かります。真実イコール証明。アートには証明がありません。理論にも証明がないもの(数学に比べるとどこが証明かわからない)がほとんど。証明できる美しさですね。思い返せば高校1年生の数学。自分自身が全く理解できていない担当教師に数学嫌いにされてしまいました。彼のせいにして非理系に進んでここまできましたが、今こそこの本との出会いと時代の流れからやり直しです。先述の上司はその後さらに拡大した会議でも発表。しかし一回目とは比較にならないド下手な発表で大失敗。同じように喋っているのに、全く聴衆に入っていきませんでした。難しいですね。人に受け入れられるのは、特にこういう嫌われ者の数学の魅力を伝えるのは。著者エドワード・シェイナーマン、訳者水谷淳両氏の手腕に敬服しました。

  • 答えられますか?「(n+2)×1 の枠を正方形とドミノで埋める方法は何通りあるか?」

    4.0
    シュタインバッハ

    文系にも数学の魅力が感じられる本である。かなり難しいが。・・・たとえば、次のような問題が出ている。「問題: (n+2)×1 の枠を正方形とドミノで埋める方法は何通りあるか?ただしドミノを少なくとも1枚は使わなければならない。」このような問題が載っている。文系のレビュアーにはちょっとお手上げという感がした。たとえば、この問題を東大の入試問題に出したとしたら、正解率は何%くらいになるのだろうか?正解は、ネタバレになるのでここでは記さないが。・・・ただ、文系的な発想から言えば、正方形というのは定義を示す必要はないほど明々白々だが、「ドミノ」の定義がこの問題に欠けていると文系のレビュアーは考えたのだが、如何だろうか?文章は読んでいると文系のレビュアーでもなかなか面白いと感じたところもあった。たとえば、「直線とは何か?」という文がある。「まっすぐで、互いに正反対の2方向に果てしなく伸びている。しかしこの表現では、完全な数学的定義にはならない。<まっすぐ> とはどういう意味なのか?」ユークリッド幾何学によると、「直線とは、aとbの両方が0ではないとして、ax+by+c=0という形の方程式を満たす点(x, y)の集合である」 ということなのだという。文系にはやや難しいが、定義を曖昧に終わらせずに突き詰めていくという数学の魅力は、文系の人間にも感じられる本だとレビュアーには思えた。

すべての18レビューを表示

  • Tapio

    素数、2進数、ベンフォードの法則、ニューカムのパラドックスなど、数学上で興味深い23のテーマについて、まとめたもの。統一性はないが、ここの章を単独で読んでも分かるようになっている。説明は分かり易い。★★★★☆ 続きを読む

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