冬のバラ(上)
18世紀末の北部イングランド。町長の娘エリエンヌは、借金を抱える父親によって結婚を迫られていた。だが、父が連れてくるのは、好色な老人や陰気な男ばかり。エリエンヌの心をとらえて離さないのは、女性なら誰もが憧れる男、クリスファーただひとりだった。
【著者紹介】
キャスリーン・E・ウッディウィス
1939年アメリカ・ルイジアナ州生まれ。「ヒストリカル・ロマンスのファースト・レディ」と称される。1972年に『炎と花』を発表して以来、35年間で14作品を上梓。全作品が『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラー・リストに選ばれ、アメリカだけでも3600万部超のセールスを誇る。2007年没