発売日 2014年02月18日(火)

凍てつく世界 Ⅳ

著者名:ケン・フォレット(著者) 戸田裕之(訳)

¥810(税別)

ISBN:
978-4-7973-7374-5
サイズ:
文庫
ページ数:
464
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・ケン・フォレット

訳・戸田裕之

【著者】ケン・フォレット(Ken Follet)
1949年、ウェールズ生まれ。新聞記者、出版社勤務などを経て1978年にスパイ小説『針の眼』を発表。同書は、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞を受賞し、ベストセラー作家としての地歩を築いた。1989年に発表された『大聖堂』は世界的ベストセラーとなり、18年の時をおいて発表された続編『大聖堂-果てしなき世界』も大きな話題を呼んだ。

【訳者】戸田裕之(とだ ひろゆき)
翻訳家。早稲田大学第一文学部卒業。主な訳書に、ケン・フォレット『巨人たちの落日』(小社刊)、『針の目』(創元推理文庫)、ブライアン・フリーマントル『片腕をなくした男』、ジェフリー・アーチャー『時のみぞ知る』、『死もまた我等なり』(新潮文庫)など。

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  • 虚構の面白さ

    5.0
    佐野元

    確固たる史的事実の狭間にさまざまなフィクションをはめ込む作業は、筆者の面目躍如たる仕事でしょう。エンターテインメントを読む場合の鉄則は、歴史認識に関する疑義には目をつぶること。これを気にしだすと、面白さ半減どころかページを進めることが困難にさえなってしまいますから。「戦争と平和」を彷彿させる多人数の登場人物。それら全体を掌握するのは筆者も難しいらしく、おざなりな人物像も散見できますが、ま、面白さは本物で、息をつく暇もないほどでした。こういう創作仕事はさぞやたのしいでしょうね。3部作の最終版の出るのが待ちどうしい。Ⅰ~Ⅲも同様。

  • 5.0
    しっかりアメスピ

    すごい作家だ〜。歴史的出来事で、それぞれのパラダイムが震える様子がスリリング。

  • コンパクトな歴史モノ

    4.0
    グランブルー

    ドイツのヒトラー政権誕生から崩壊に至るまでを中心にして、第二次大戦に欧米の戦火の中の人々の様子を描写している。たしかに長編だけれども、主人公の一人であるカーラという少女を軸に物語が進んでいく。いろいろな登場人物がいるが、このドイツ人のカーラが真の主人公のであり、カーラの目線でで進んでいく。初めてカーラが登場するときの導入部で、この作者の旨さがでている。大聖堂もそうだったが、かなり低い目線で、難しくなる内容の長編を書き始めて、とっつきやすくしている。第二次大戦の欧米の国の若者が、戦争とどう関わっていくかがえがかれていて、池上彰さんの解説よりもわかりやすかったし、ドイツのファシズムの恐ろしさも具体的でわかりやすかった。なおかつファシズムを打倒したソビエトの共産主義が、ファシズムに変わってドイツを苦しめ、ファシズムとかわらないものであり、民主主義の敵になるというのは、権力の怖さを表している。少し気になったのは、セックス描写が多くなったのは、読者を飽きさせないためのサービスかどうかわからないが、大聖堂の次の作品辺りから多くなったのが気になった。あまり必要ないんじゃないかと思う。残念だったのは、原爆の話のついでに、日本の若者の話も入れて欲しかった。米ソ対立の中心は、原爆の開発競争だった。その実験台にされた日本の様子も描いて欲しかった。次回は、第二次大戦の後の話ということで、期待大。早く日本版で出してほしい。

すべての5レビューを表示

  • KAZOO

    「凍てつく世界」の最終巻です。第二次世界大戦をまたいで4か国のファミリーたちの生涯をつづった群像劇が一段落ということです。読んでいてジェフリー・アーチャーの「カインとアベル」を思い出しました。まあこちらのほうが世界をまたにかけていてグローバルですが。この後編もすでに出版されているえようなので早く日本語訳を出してほしいと思います。東西冷戦やベトナム戦争などがでてきて、子供たちが活躍するのでしょう。 続きを読む

  • キムチ27

    凍った世界の漂流は大円団。が世界は新たなる緊張の時代へ、我々が生きている今の時代へ。1933年から1949年という時間、ロイド・カーラ・ボーイ・ディジーらはそれぞれに愛をはぐくみ、子を為しそれぞれの国の政治・軍事・経済に深く関わり地位を得る。大きくうねった彼彼女らの運命を左右した大戦はヒトラーの死を持って終焉したが共産主義の台頭を迎え鉄のカーテン時代が待つ。支配者側でなく民の視点で描かれた事もあろうが人間の逞しさが胸を打つ。特にカーラ。性的凌辱の挙句、孕み、その命を産み落とし、愛す。人類愛の究極と感じた。 続きを読む

  • ちゃま坊

    第二次世界大戦の悲劇が続く。ノルマンディー上陸作戦、ベルリン陥落、原爆投下。この戦争では多くの民間人も虐殺、レイプ、略奪の犠牲者となった。ベルリン陥落でドイツ人女性がどんなひどい目にあったのか。戦争は視点を変えるとだいぶ違った景色に見える。すでに米ソの核兵器開発競争が水面下で始まっていた。西側連合国にすればファシズムを倒した後は共産主義との戦いだ。それには西ベルリンの繁栄こそが共産主義への盾となる。同じ時代のヨーロッパを描いた逢坂剛のイベリアシリーズを思い出している。全巻★★★ 続きを読む

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